2017年2月18日土曜日

竣工写真撮影

先週末は浜松へ行ってきました。

去年竣工した

「ひとつ屋根の家(浜松A邸)」

「山東の家(浜松M邸)」

の竣工写真の撮影立ち合いに。


竣工写真というのは

これまでのお仕事を紹介する大事な素材。

プロのカメラマンさんに撮影をお願いしますが

お任せしっぱなしではなく、設計者として

構図、明るさの度合いetc

を一緒に確認しながら撮影します。



まずは「ひとつ屋根の家」訪問

撮影にぴったりの良いお天気でした。



撮影はこんな感じで進められます。

なかなか大胆な撮影ですね!

(それでもいい感じに写真は撮れていて、さすがプロ!)


「ひとつ屋根の家」の撮影は浜松在住の写真家
大関正行さんにお願いしました。


2日目は「山東の家」の撮影

なのですが、

その前に石牧建築さんの山の加工場へお邪魔しました。

こちらの撮影も合わせてお願いするため。



il bosco(※伊語=森)という名前のついた工房です。

まさに森の中の工房、なのです。




何度もお邪魔していますが、

今回は敷地の一番奥に大工さんたちの

休憩小屋が出来ていました。

途中までつくりかけていたのは知っていましたが

なんと年末年始のお休みの間に

石牧さんのお父様が残材だけで仕上げたそうです。



棟梁の写真も撮影。

撮影は天竜区出身の写真家内山文寿さんにお願いします。

それぞれの家のカラーにあった写真家さんにお願いしようと

今回は敢えて別々の写真家さんにお願いしました。

内山さんは山の写真も撮られる方で

「山東の家」の住まい手さんとも親しいのです。



「山東の家」での撮影も和気あいあいと。

合間をついて私もiPhoneでパシャッと。


階段吹抜け越しの古建具・アンティーク照明。





「山東の家」の住まい手Mさんは、
実は木こりさんなのです。

この日はMさんが管理されている山へも連れて行っていただきました。

遠くには浜松の街並みが見えます。

浜松は山と街が近いです。

私の住む西宮もまた山と街が近い。

距離だけで言うと西宮の方が近いのですが、

でも山の奥行きで言うと

天竜の山は深いな、と思います。

植林され、手入れされた杉と桧の山をかかえ

浜松という街は地元の木で家を建てるのに

とても適した街だと改めて思いました。


最後に「山東の家」に絡む3人で。

左から
石牧さん(大工)
Mさん(クライアント・木こり)
私(設計)













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