2017年1月21日土曜日

ロフト空間の魅力


設計する家に

「ロフト」

を設けることが多いです。


屋根の架構(小屋組み)を見せたいので

必然的に2階の天井を張らず

余剰空間をロフトにするのですが、

単純にこの秘密基地のような空間が

好きなのも理由です。


そして

住まい手さんも

ロフトの提案をすると皆さん

好意的に受け取ってくださいます。




しかし、ロフトに期待することは

家族の間で微妙に違いが。


奥様は

季節の荷物などを仕舞う収納として


ご主人は

自分だけの隠れ家として


子どもたちは

上ったり下りたりする遊具として


ロフトはいろいろな使い方ができるのです。



さて、年末お邪魔した

山東の家、Mさんのおうち





こちらのおうちには

2つのロフトがあります。

上の写真は一番上のお兄ちゃんの部屋
(竣工時の写真)

わずか4畳ですが

ロフトがあるので狭さは感じません。

このロフト空間、

お邪魔した時には

R君の好きなものがきれいに並んでいて

本当に秘密基地と化していました。


(よしよし、思い描いていた使われ方)


と心の中でニンマリ。


***


そして、

同じ日に伺った

ひとつ屋根の家、Aさんのおうち。


こちらはご両親のお宅にロフトがあります。






じゃーーん!

なんと!

お父様のシアタールームに!!


なんて快適そうなんだろう。


物置になっているかな?

と思っていたので

これは嬉しい想定外でした。


***

ロフト

階や面積に算入されない

小屋裏空間は

最高天井高を

1.4m以下に抑えないといけません。


また、

断熱性能の高い家でも

熱気が溜まり夏場は少々暑いです。

(換気扇などを設けると多少改善します)

(逆に冬はあたたかい)



いろいろ制限がありますが、

それでも魅力的な

「ロフト」

ぜひぜひおススメです。
















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